2021年03月18日

哺乳瓶の乳首、買い換える際のポイントは?

PPSU奶樽の乳首を買い換えた経験があるママたちが大多数と書きましたが、何を基準に買い換えるべきなのでしょうか。現役助産師として活躍している河井恵美さんにお話を聞きました。


Q. 哺乳瓶の乳首を買い換えるときのポイントはありますか?

河井さん

河井さん

 

赤ちゃんは成長するにつれ、飲みやすい乳首の穴の大きさが変わります。また、体重の小さい赤ちゃん、早く生まれた赤ちゃんは、その赤ちゃんに合った、小さめの乳首を使用する必要があります。

小さいサイズの哺乳瓶には、新生児用の乳首が付属していることがほとんど。そのため、赤ちゃんが大きくなると、月齢に合わせて乳首を買い換える必要があるそうです。

逆に、長く使えるように最初から大きめの哺乳瓶を用意した場合は、新生児用や月齢が低い赤ちゃん用の乳首が必要になるケースも。


Q. サイズ以外に乳首を買い換える基準はありますか?

河井さん

河井さん

 

乳首の変色で交換するというママも多いようですが、多くのメーカーが変色自体は問題ないとしています。メーカーによっては、ウェブサイトに交換の目安が書かれていることもあるので、参考にしてくださいね。

哺乳瓶の乳首、穴の種類でこれだけ違う!

哺乳瓶 乳首 穴の形

哺乳瓶の乳首には色々な種類があります。そのため、買い換える際にどれを選べばいいのか、悩むこともあるかもしれません。

乳首は、赤ちゃんの月齢や体の大きさに合わせて選んであげるといいでしょう。赤ちゃんの月齢が大きくなるにつれ、乳首の穴は数が増えたり、穴の形が変わったりします。

乳首の穴の形が変わる哺乳瓶で有名なものに、ピジョンのスリムタイプ哺乳瓶があります。この哺乳瓶の乳首の穴の形には、●の形に穴が空いた「丸穴」、×の形に線が入った「クロスカット」、Yの形に線が入った「スリーカット」の3種類があります。

そこで、今回はその哺乳瓶を例に乳首の種類によって、どのような違いがあるのかを詳しく説明していきます。

哺乳瓶の乳首の定番「丸穴」

哺乳瓶 乳首 穴の形 丸穴

例に挙げているピジョンのスリムタイプ哺乳瓶に限らず、多くの哺乳瓶がこの「丸穴」タイプの乳首を採用しています。丸穴の乳首の一番の特徴は、吸わなくても、このように傾けるだけでミルクが出てくることです。

哺乳瓶 乳首 丸穴

そのため、吸う力が弱い生まれたての赤ちゃんでも、丸穴の乳首なら苦労することなくミルクを飲むことができます。丸穴の乳首が新生児用に採用されているのはそのためです。

ピジョンのスリムタイプの哺乳瓶では、丸穴の乳首だけでも、月齢や赤ちゃんの飲む量に合わせてS・M・Lと3種類が販売されています。

  


Posted by 人生を歩くこと at 15:52Comments(0)